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三平和男コラム「梅雨時の花嫁」
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2018年6月5日
6月というと梅雨ですよね。何となく鬱陶しい季節というイメージをお持ちの方も多いかと思います。雨が続き、なんとなく心も晴れないこの時期、雨のなか思い切り空に向かって咲き誇っている紫陽花の花を眺めていると、前向きな気持ちになってきます。
梅雨が過ぎれば、本格的な夏がやってきます。夏休みの計画を立てるなど、楽しいことを思い描きながら、この時期を乗り切りましょう。
また、湿気の多い季節は、健康に十分留意することが大切です。疲れをためないためにも、質の高い睡眠をとるようにしましょう。
6月というと「ジューンブライド」という「6月の花嫁」を表す言葉がありますが、6月に結婚式を挙げると、生涯にわたって幸せな結婚生活をおくることができると言われています。梅雨の6月は決して、季節として、結婚式に適しているとは言えませんが「ジューンブライド」に憧れて多くの女性がこの6月をあえて選んで、結婚式を挙げています。
この「ジューンブライド」の由来は諸説ありますが、ローマ神話の主神ユピテルの妻である女神ユノを由来とする説が有力とされています。ユノは結婚や出産・育児の象徴とされており、女性子供・家庭の守護神とも言われています。ローマ神話では1月から6月までそれぞれの月を守る神がいます。結婚の象徴であるユノが守っている月が6月です。6月は英語で「June」ユノはアルファベットで「Juno」と表記されることからもユノが6月の由来となっていることがわかります。ということで、「6月に結婚すると幸せな結婚生活を送ることができる」と言われる理由は、結婚の女神ユノが6月を守護していることに由来しているとされています。
真の「働き方改革」が実現し、「ジューンブライド」に限らず、若い人たちがいつでも幸せな結婚ができる社会環境、ワーク・ライフ・バランスの実現が望まれるところです。そして、安心して出産・子育てができ、仕事とも両立できる社会保障制度の充実、職場環境の改善が早急になされることを期待したいと思います。