事務所コラム
三平和男コラム「コロナウイルスがもたらしたもの」
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2020年5月7日
5月というと、初夏の青空に鯉のぼりがはためく情景が浮かぶ、そんなイメージがあります。穏やかな天候が多いこの時期は、さわやかな陽気に誘われて、用がなくとも外歩きをしたくなる季節です。ただ、今年は、コロナ感染症の蔓延が日本全国に暗雲をもたらしています。今はとにかく外出を控えて、一日でも早く収束に向かうことを願うばかりです。
このコロナ感染防止の対策として、中小企業においても、在宅ワークによる対応を進めざるを得なくなったことは、結果として、仕事の仕方の改革および働き方改革を大きく推し進める契機となったことは間違いないところです。
それだけではなく、家族が一緒にいる時間が急に増えたことで、家族の在り方も考えるきっかけとなったのではないでしょうか。家族がそろって食卓を囲むことを新鮮に感じるぐらい、普段の生活では、ありえないほどコミュニケーションの機会が増えたのではないでしょうか。
我が家でも、今年から社会人となった長女が入社早々のテレワークで奮闘しています。メールやチャットでの業務指示を受けて、慣れない仕事に取り組む姿、ネット上での会議に参加している様子を目にして、大丈夫だろうかと、要らぬ心配をしてしまうことがあります。今回のコロナの影響で、皆さまの職場でもご家庭でも、思いがけず様々なことが生じていることでしょう。そして、一人ひとりが、自分自身の生き方や人生そのものについて考える時間を与えられたというように感じています。
いずれにしても不安な日々が続きますが、皆様、くれぐれもご自愛ください。