事務所コラム
三平和男コラム「ノスタルジックな気分」
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2024年5月2日
新年度がスタートする4月は、職場でもご家庭でも慌ただしい日々が続くため、
5月の連休でひと息つくという方も多いと思います。
ゴールデンウィークの時期は気候的にも穏やかで、ポカポカ陽気に誘われ、どこかへ出かけたくなります。
私は、最近は歳のせいかノスタルジーに浸りたくなるようで、
子供の頃よく行っていたところや、若い時に旅行したところに行ってみたくなります。
ただ、実際に行ってみるとその変わりように愕然とし、ノスタルジーに浸るどころか悲しくなることもあります。
時間の経過とともに、同じ場所でも建物や環境は大きく変わりますが、当然ながら人も変わります。
景観と同じように自分自身も変わっているというのに、昔のイメージそのままに同じものを求めてしまう、
ノスタルジックな気分とは随分と自分勝手なことだと思います。
三十数年前に社労士修業をしていた社労士事務所では、毎年、事務所の恒例行事として十数人ですが
全員参加の職員旅行がありました。
その職員旅行で私が幹事を務めた時は、湯西川温泉にある「本家伴久旅館」に宿泊しました。
しかし、当時原因はわからなかったのですが(後に、甲状腺の病気であることが判明)体調が悪く、
せっかくの旅行を満喫できていませんでした。
そのため、いつか機会があればもう一度行ってみたいと思っており、先日再び訪れることができました。
今回宿泊して、自然豊かな静謐な風景、タイムスリップしたような気持ちになるほど
歴史を感じさせてくれる建物や周辺の環境に身を置き、ノスタルジーを超えて、人生を振り返り、
人生の原点に帰るということを考えることができました。
5月は、暑くもなく寒くもなく風の爽やかな季節です。また、多くの花が咲き誇る季節でもあります。
この季節を心穏やかに精一杯楽しみましょう。
今月も、どうぞ宜しくお願い致します。