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三平和男コラム「一人旅への思い」
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2023年5月1日
木々の若葉が美しく輝く季節となり、一年のうちで、外歩きがこれほど気持ちのいい時期はないのではないかと思う。5月8日からは、新型コロナウイルスが5類に移行されることで、旅行者もさらに増えるのではないだろうか。
旅といえば、最近は家族で旅行することが多いのだが、行きたいところ、宿泊するホテル・旅館の好みもそれぞれ異なり、全員が満足するというのは難しい。とはいえ、家族で旅行するは、普段とは異なる空間で過ごすのが楽しく、至福の時間である。一方で思い立った時に好きなところに、自由気ままに行くことができる一人旅は気楽でいい。実際に若い時には,国内各地を一人で旅したものである。ただ、社労士として開業してから一人で旅行に行く機会は、残念ことになくなってしまった。何度か一人旅にチャレンジしてみたことはあるが、自分の性格として、一人で過ごすことが苦手なようである。とても残念なことだが仕方ない。 根っからの貧乏性ということもあり、完全なプライベートな旅をすることに後ろめたさを感じてしまうのである。
そのような性格なので、地方にある顧問先に泊りがけで行くときなどは、仕事とはいえ、いつもの日常から解放された感もあり、ハードな日程でも苦にならない。どちらかといえば、地方での仕事は積極的にお受けしたいと思うほどである。
この時期は、自然の中に身を置き、周囲の新緑に触れるだけで、心が癒される。慌ただしく時間に追われる生活をしていると、自分だけのために時間を使える一人旅にあこがれてしまう。木々に囲まれた自然豊かなところで、数日、いや半日でもそんな時を過ごしてみたいと思う。しばらくは、叶わぬことではあるが、この季節になると、つい、そのような思いに駆られてしまう。せめて、普段の外出の際には、少しだけ遠回りをして目的地に行ってみよう。そんなことを思う日々である。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。