事務所コラム
三平和男コラム「冬の温泉」
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2024年2月7日
2月に入り暦は立春を迎えたとはいえ、実際には寒さが増しており、本格的な冬を体感している。
春の訪れを待ち望むにしても、まだまだ先のように感じている。
このような寒い日が続くと温泉好きの者としては、温泉がより恋しくなってくる。
雪に囲まれた中で露天風呂に浸っていると、本当に身も心も癒される気がしてくる。
今まで冬の時期に行った温泉では、日光中禅寺温泉、蘆原温泉、別所温泉、宇奈月温泉、湯涌温泉が印象に残っている。
特に日光中禅寺湖の温泉は、白く濁ったお湯が周囲の雪景色とマッチしていてとろけるような気持ちにしてくれる。
温泉には季節ごとに異なる楽しみがあり、賑やかなセミの鳴き声を聞きながら湯に浸る夏の温泉や、
紅葉を愛でながらの秋の温泉もいいが、個人的な趣味としては、やはりこの時季、冬の温泉が断然いい。
地域としても東北、信越地方が好きだ。そして、飾り気のない素朴な宿の温泉が特に好きだ。
また、宿にこもって温泉三昧を楽しむこと以外に、周辺の散歩も楽しいものである。
浴衣の丹前を着て、ぶらりと昭和レトロのお土産さんなどを見て回るのも、非日常に浸れる貴重な時間である。
そして、目的地である温泉のある宿までは、多くの場合、最寄りの駅からバスや車で30分から1時間ぐらいかかるところが多い。
その間の車窓から見える風景を見て過ごすのもまた楽しいものである。
今年はどこの温泉に行こうか、と考えるのは、忙しい日々の中で楽しみの一つになっている。
最近は年齢もそれなりに重ねてきているので、年に数回は温泉で心身の疲れをとることも必要なことだと言い聞かせている。
今月もどうぞ宜しくお願い致します。