事務所コラム
三平和男コラム「受験シーズン」
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2019年2月1日
立春を過ぎ、暦の上では春ということですが、まだまだ厳しい寒さが続く毎日です。
今年はインフルエンザも大流行しましたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
2月は受験のシーズンでもあり、受験生にとっては一層の体調管理が求められ、ご家族もさぞかし気を使われているのではないでしょうか。我が家にも高3の娘がおりますので、お気持ちは十分理解できるところです。
受験の制度もしくみも、我々の世代の40年前に比べると、大学の営業上の思惑もあってのことでしょうが、ずいぶんと様相が変わってきています。受験の仕組みそのものが、全く変わってしまっていて、センター試験併用式であったり、同時に複数学部を受験することも可能であったりなど、複雑怪奇で完全に理解することが難しく、あきらめてしまうことも多いのではないでしょうか。結局は本人と学校、予備校を信頼し、学費の問題以外の志望校の選定や受験スケジュールなどについては、お任せすることにならざるを得ないということになります。我が家も長女の時はそんな感じでした。それほど、親もうかつに口出しできないほど複雑怪奇なしくみとなっているということです。
昨年来、話題に上がった私立の医学部の不正入試問題についていえば、医学部の受験はそもそも最難関ということもあり、通常の合格発表によって入学することが少なく、国公立、他の私立大学の合格発表によって順次、繰上げ合格が発表されて、それも場合によっては4月に入ってから繰上げ発表があるという場合もあり、もともとよくわからないところがあります。
ところで、筆者の二女は、幸か不幸か最初から日本の大学に興味を示さず、海外大学に絞って準備をしています。
本人が望む将来を目指して、望む環境で学生生活を送ってくれること、これがどこの親も共通した思いでしょう。
どうか、3月の卒業式には希望の大学が決まっていて、晴れやかな思いで迎えることができることを心から願っています。