事務所コラム
三平和男コラム「春の訪れ」
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2020年3月2日
3月に入り、すっかり春めいてきています。
ただ、今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で様々な行事やイベントが中止あるいは延期されるなどして、沈丁花の香りに誘われて、のどかな春の雰囲気に浸るという感じはありません。
3月は、一生の思い出になる卒業式もあります。大勢の人が会場に入る卒業式などは新型コロナウイルス感染のリスクもあるということで、保護者は出席できない学校もあるようです。わが子の晴れ姿を見られないのは、さぞ残念なことでしょう。一日も早く新型コロナウイルス感染症が終息に向かってくれることを願うばかりです。
3月3日は、女の子の成長を祝って雛人形を飾る行事である「上巳の節句」です。この時期は、桃の花が咲くことから、「桃の節句」とも呼ばれてきました。「雛祭り」は、江戸時代に入って、3月3日に女の子のお祝いの儀式として人形を飾るしきたりが定着したとされています。我が家は娘二人なので、小さいころには、小さなかわいらしいお雛様を飾っていました。成長するに従い、いつの頃からかそれも見ることがなくなってしまったのは、少し寂しい気がします。
春分、お彼岸の時季になると、いよいよ本格的な春の到来です。気候だけではなく、心も温かくなるような気がしてくる春は、もう目の前まで来ています。