事務所コラム

三平和男コラム「晩夏のひととき」

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三平代表コラム　

2019年9月1日

夏の厳しい暑さも一段落し、秋の気配を感じる季節となっています。今年は大型台風の直撃もあり、夏休みの過ごし方に影響を受けた方も少なくないのではないでしょうか。

自分自身は、膝の人工関節置換手術を控えていることもあり、遠出をすることはなく、自らの年金の裁定請求手続きやマイナンバーカードの申請など、今まで後回しにしていたことを済ませることができほっとしたところです。他には、久しぶりに家族で食事に出かけたことぐらいです。普段とは異なり、お店の特別な雰囲気での食事で感じたのは、娘たちの成長ぶりです。話を聞きながら、無意識のうちに思わず表情がゆるんでしまうこともありました。

20歳前後の娘二人と話をしていると、時代の変化を感じずにはいられませんでした。大学の手続き関係はもちろんですが、大学からの連絡、試験に替わるレポート提出などすべてメールなどのICTで行われており、彼女たちにとってPCやスマホは必須アイテムであることがわかります。そして、二女はアメリカの大学に入学したのですが、海外の大学に進学するのは、決して珍しいということではなくなってきていて、普通に大学選びの選択肢に入っています。優秀な学生であればあるほどその傾向は強いようです。因みにわが家の二女が特別優秀ということでは決してなく、娘の場合は、日本の大学に比べ、単位の取得が格段に厳しいところで学びたいという思いが強く、同時に、様々な国籍を持つ友人たちと寮生活を通じて異文化コミュニケーションを楽しみ、自分の世界を広げたいとの思いから、アメリカの大学進学を強く希望した次第です。

そんなところに、親として子供の成長、頼もしさを感じてしまうのは親ばかということなのかもしれません。いずれにしても、娘たちを通して、現代のICT化の進展を改めて感じるとともに、若者にとって世界は狭くなってきていることを感じたところです。