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事務所コラム

三平和男コラム「梅雨の合間の福井出張」

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三平代表コラム|お知らせ 

2024年7月8日

今年もあっという間に1年の半分が過ぎてしまった。

一日一日を必死に生きて、あまり先のことを考えずに過ごしていたら、気付けば7月になっていたという印象だ。

今年は天候が不順で梅雨入りも例年より遅く、6月は季節外れの真夏日が続いたり、

台風の影響で大雨の日があったりと、高齢である自身にとっては体調に維持管理に結構、しんどい日が続いた。

 

その最中、フルリモートワークをしてくれている事務所の職員と打合せをするため、新幹線で福井に行ってきた。

月曜日の午前中の打ち合わせだったが、せっかくの機会なので

前々日の土曜日に北陸新幹線の終点の敦賀まで行ってそこで一泊し、翌日に福井に移動した。

移動した日曜日はあいにくの大雨に見舞われた日で、地元のえちぜん鉄道も運休するほどだったが、

思い切ってタクシーで永平寺まで行ってみた。

そんな天気にも拘らず観光客で賑わっており、天気が良かったら

どれほどの観光客であふれかえっていたのだろうかと思った。

参拝は建物内を順路に従って見学するので、濡れることなく50分ほどで全体を見て回って参拝することができた。

緑深い山の中で静寂さの中に、凛とした荘厳な雰囲気は心が洗われるようであった。

あらためて夏でも冬でも、季節を変えて是非来たいと思った。

 

翌日は、前日の雨が嘘のように晴れた気持ちのいい朝だった。

ホテルから散歩がてら待ち合わせ場所の駅前のお店まで、ゆっくりと市内を歩いて向かった。

今回の訪問目的である福井在住の職員との打ち合わせも、近況報告も交え有意義な時間を過ごすことができた。

そして、帰りの新幹線に乗るために福井駅に行くと、新幹線開通に伴って新しくなった福井駅はきれいで、

駅構内の商業施設をながめると、北前船で栄えた歴史を感じる伝統文化にあふれた銘菓などの品々に目を奪われる。

帰りの新幹線では糸魚川あたりの車窓から見えるエメラルドグリーンや深い青など、

異なる色の層の海に、なつかしさに似た不思議な感覚を覚えた。

慌ただしい日々が続く中で、ひと時の気持ちのいい時間を過ごすことができた。

 

梅雨どきで鬱陶しい日々が続きますが、くれぐれもご自愛ください。

今月もどうぞ、宜しくお願い致します。

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