事務所コラム

三平和男コラム「梅雨明けの沖縄」

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三平代表コラム　

2023年7月4日

４月から新年度がスタートし慌ただしく日々が過ぎていく中、梅雨の蒸し暑さのせいで、いよいよ疲労がピークに達している今日この頃である。一日も早く、抜けるような青い空と白い雲の下で心身の疲れを癒したいものである。

先月、学会に出席するため沖縄に行き、ちょうど梅雨明け宣言をした時期で、本格的な夏の到来を一足早く感じてきたところである。残念ながら、青い空、青い海を眺める余裕もなく、ホテルと大学の往復で３日間が過ぎてしまった。ただ、沖縄の中心街である那覇の国際通りや、那覇空港のロビーの人の多さを目にすると、コロナ以前に戻った感がある。沖縄への観光客が戻り観光業など経済活動が活況を呈していくことは喜ばしいことである一方、沖縄の経済、置かれている環境が本質的なところで変わることはない。沖縄県は、最低賃金が日本で最も低い県の一つであり、貧困率も最も高い県である。そのようなことと関係があるのかないのか不明であるが、沖縄の女性は良く働き、しかも、楽しそうに働いている印象がある。沖縄大学の先生の話によると、女子高校生の多くはアルバイトをしているということである。経済的な理由もあるのだろうが、男子は女子に比べて少ないということである。沖縄でタクシーに乗ると、ドライバーが女性であることは珍しくない。沖縄は、平和の大切さを実感させてくれるところであり、若い世代の人には特に、平和記念公園やひめゆりの塔に、一度は足を運んでもらいたいと思う。

さて、東京も梅雨が明けると本格的な夏到来である。疲れは溜まりに溜まっている状態だが、もうひと踏ん張りして、夏休みを楽しみに頑張ることとしよう。

今月も、どうぞ宜しくお願い致します。