事務所コラム
三平和男コラム「気付きの時間」
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2020年6月2日
コロナ感染拡大防止のための非常事態宣言が解除されたとはいえ、元の日常生活に戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。寒い時期から始まった自粛生活ですが、気づけば夏日の日も多くなり、季節もどんどん変化しています。
経済活動も段階的に再開されてきているとはいえ、この数か月のダメージはあまりに大きく、また、「新しい生活様式」に即応した、新たなビジネスモデルを模索していくことが、求められているのではないかと思います。
この数か月の短い期間で、一機に新たな時代に入ったような感覚がしています。そして、そのことは我々に、否が応でも自分自身の生き方、人生を振り返り、これからの生き方を考えざるを得ない機会を与えられたと感じています。
「ステイホーム」ということで、家族と過ごす時間が多くなり、改めて家族のことを考えたり、気づきの機会を持つことができました。
我が家においては、長女は新社会人として、テレワークでのスタートではありますが、仕事を通しての社会参加という本人にとっては、とてつもなく刺激的な毎日の生活は、今までにない高揚感を与えています。そして、その何とも言えない高揚感に満ちた姿を垣間見るにつけ、家族に不思議な幸福感をもたらすと同時に、いかにも楽しげな仕事ぶりに、若いというのは素晴らしいなと、思わず感じてしまいます。40年前の自分を振り返り、時代は大きく変わりましたが、娘が見せてくれる高揚感や、仕事に向き合う楽しさ、喜びは、同じだった気がしています。
アメリカの大学で寮生活をしている次女も、3月中旬から帰国していることから、久しぶりに家族4人で食卓を囲む毎日です。妻は忙しく大変ですが、そのことを楽しんでいる様子です。
家族とともに食事ができること、仲間とともに仕事ができること、普通の生活、あたりまえのことと思われることが奇跡であると感じてしまう今日この頃です。感謝して生きていきたいと思います。