事務所コラム
職員コラム「小さなヒーロー」
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2024年6月18日
この春、息子が1年生になりました。
満開の桜の中で行われた入学式、初めての友達に囲まれて、息子はとても緊張していました。
息子の小さな手が私の手をぎゅっと握りしめていた感触が今でも鮮明に蘇ります。
新しい環境に飛び込む不安と期待で胸を膨らませ、
重たいランドセルを背負っていた息子の姿は、なんとも頼りなく見えました。
それからわずか2ヶ月後、今では一人で登下校するようになり、親の付き添いはもう不要です。
朝も自分で起きて着替え、しっかりとランドセルを背負って家を出る姿は、
ついこの前まで保育園で先生に叱られてばかりいた息子とはまるで別人のようです。
毎朝「気をつけてね」と送り出すたびに、息子の成長を感じずにはいられません。
家でも自ら進んで家事を手伝い、弟の面倒を見てくれるようになりました。
洗濯物を畳んだり、お味噌汁を作ってくれたり、小さな体で精一杯頑張っていることが伝わってきます。
弟が泣いているときには、優しく声をかけて慰め、
私が忙しいときには代わりに絵本を読んであげたりしています。
夜、寝る前に布団の中で少し話をする時間が、私にとっては一日の中で最も大切なひとときです。
学校での出来事や新しい友達の話を聞くと、息子の世界が広がっていることを実感します。
毎日毎日、息子の頑張っている姿を見ると、自分ももっと頑張らなきゃと刺激を受けます。
これからも息子の成長を見守りつつ、私自身も親として成長していけたらいいなと思っています。
職員:M