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職員コラム「防災と減災」
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2023年11月27日
今年も終わりの時期に近づいてきました。今年は関東大震災から100年が経った年となり、各地で防災セミナーが開催されていました。
先日、菊池顕太郎さんという防災士の方のお話を伺う機会がありました。
防災士は、社会のの防災力を高めるために、正しい防災の知識を広める活動をしている民間資格を有した方々です。
今回のテーマは「大規模災害時に生き残る方法」でした。
私の防災知識は間違いだらけでこのままでは生き残れないと実感しました。
その中から一つだけご紹介したいと思います。
まずは自宅で在宅避難できるように備品を整えるのが第一で、避難所には行かないことがお勧めだそうです。
確かに、東京都もそのように呼びかけていますよね。
東京の人口を考えたら、歩いて避難できたような人はそもそも受け入れ対象外で避難所は怪我人だらけ。
毛布や布団は救護用に使われるため回ってこない。ライフラインも整っていないので、夏は酷暑、冬は極寒。
衛生環境と治安がどんどん悪化するそうです。
そのように聞いて、我が家はふるさと納税で簡易トイレと10年保存水を手に入れました。
家族が7日間生き延びる分を用意するそうです。
東京都の給水車は10台余りしかなく、破壊された街の中を給水車が走って水が回ってくるとは思えません。
体の水分の20%を失ったら脱水症状になり身の危険です。
他にも様々なお話を聞いて、足りていないことばかりだと痛感しました。
今行動しようと思ったことは3日以内にやらないと一生やりません!というお言葉に、私は早速水を買い足し部屋の隅々に置きました。
いつどこにいても水に手が届くように。自分の身は自分で守らないといけませんね。
本当に他人事ではないので、ぜひ家のなかを確認してみてください。
もうすぐ師走となりますが、みなさまくれぐれもご自愛ください。
職員:I