事務所コラム
三平和男コラム「敬老の日」
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2021年9月1日
少子高齢化が進み、65歳以上の高齢者より子どものほうが少なくなっています。
今後ますます高齢者は増加してきますが、核家族化により家庭に高齢者がいる世帯は少なくなってきているという現状があります。
健康であれば65歳を過ぎても、そして70歳またそれ以上の年齢になっても、働き続けることができます。
当然のことながら、本人に働く意欲があっても、現実に働く場がなければどうしようもないわけです。
社会全体で高齢者の存在を見直し、活用を真剣に考えていく段階にきています。
因みに今年の「敬老の日」は9月20日です。「敬老の日」をきっかけに、家庭や地域において重要な存在である高齢者という存在を見直してみてはいかがでしょうか
ところで昭和30年生まれの私の同級生たちを見回すと、多くの者は完全にリタイアをしています。自営業を営む者や、私と同じよう専門士業である税理士、弁護士など比較的自由がきく職業の者はそれなりに仕事をしているという感じです。
完全リタイアしている友人たちはずいぶん暇を持て余して大変ではないかと、余計な心配をしていましたが、意外とそうでもなく、それなりに忙しそうにしています。
某出版社の取締役編集長をしていたK君は、有名な格言をひねった「迷格言」をFBに解説付きで毎日投稿し、悦に入っている。実にくだらない内容ではあるが、誰の迷惑にもなっていないし、罪もない。また映画を趣味としてきた元広告会社営業マンのY君は今まで観てきた映画をカテゴリーごとに整理して、彼なりのランキング解説書を書いている。
それぞれに自分らしい時間を過ごしているようで羨ましく思う反面、ストレスを抱えながらも、仕事を続けられている幸せを感じる自分がいます。体力、気力の衰えは年齢とともに感じているところではありますが、当分はリタイアした友人たちを横目に、仕事中心の生活を楽しみたいと思います。