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三平和男コラム「夏の思い出」

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三平代表コラム　

2022年9月5日

毎年、夏は家族で旅行に行くことが多いのですが、今年は娘たちも忙しく、予定を合わせることができず、残念ながら夫婦だけの旅行になりました。場所は長野の諏訪です。諏訪湖の湖上での花火は、周囲の山々にこだまして、五感に感じるほどの迫力でした。そして、諏訪大社も巡ることができました。諏訪大社は日本最古の神社の一つで、全部で4つの境内があり、上社には前宮と本宮が下社には春宮と秋宮があり、全国でも珍しい4社体制の社です。以前に長野の同業の友人に上社は案内してもらったことがありますが、今回4社すべて同時に巡ることができ、とても満足しています。

以前から長野県は大好きなところで、季節ごとに自然の移り変わりを楽しめることや東京からのアクセスもいいことから、長野県内の上田、松本、軽井沢などへの旅行を楽しんできました。特に軽井沢は、若い頃に友人たちと夏はテニス、冬はスキーを楽しんだこともあり、格別の思いがあります。20代の頃、いつの日かこんなホテルに泊まってみたいという憧れの思いもあって、万平ホテルのウッドテラスでしばし時間を過ごすことがありました。さわやかな風を肌に感じ日常の憂さを忘れることができました。そんな思いもあって、昨年家族で軽井沢に旅行した際に、妻と娘が買い物を楽しんでいるときに、一人離れて、40年ぶりに万平ホテルに行ってみました。実際に行ってみると思い出の中にあったウッドテラスはもっと広かった気がして、ホテル全体も小さく感じました。残念ながら、その時は混んでいてウッドテラスに座ることはできませんでしたが、周辺を散策し、変わらぬ軽井沢の自然の美しさに心の安らぎを感じました。まるで時間が止まっているかのような錯覚になれました。

今年の夏は、猛暑や台風による大雨など自然災害も多くの地域で発生しました。自然の怖さを再認識させられた夏でした。あらためて皆様にとって、今年の夏はいかがでしたでしょうか。

今月も引き続き宜しくお願い致します。

三平　和男