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事務所コラム

三平和男コラム「娘の独り立ち」

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三平代表コラム 

2022年10月4日

長女が家を出て一人暮らしをすることになった。

社会人3年目となり、主にテレワークで仕事をすることも多く、狭い我が家では、仕事をするうえで集中してできないこともあり、25歳にして、初めて自分で部屋を借りて暮らすことになった。最初に「お父さん、不動産屋で契約してきた。」と聞いたときは、少し驚いたが、狭い我が家では仕事や勉強をするのに快適な環境とはいえないので、そのこと自体は本人にとっても良いことだし、タイミングとしては、遅いぐらいであると思っている。だが、食事、洗濯、掃除すべて母親任せで、何も手伝いすらしないできた長女としては、こんな快適な生活環境はないということをよくわかっていて、この快適な環境を都合よく一定程度維持していきたいと考えている。

 

そこで、自宅から歩いて5分ほどのところにあるマンションに部屋を借りた。本人は部屋をとても気に入っており、すこぶるご機嫌ではある。少しずつ必要な家具、電化製品なども購入し、搬入を始めてはいるが、部屋の掃除やカーテンの取り付けなど、すべて母親に頼り切っている。寂しくなると言って泣いていた妻も、引っ越したあとも洗濯や食事の世話をしないといけないということがわかってきて、今まで以上に大変だと思う反面、少し安心している様子がうかがわれる。

 

長女は次女と性格が異なり、自分自身のことを家族に相談をしないで、秘密裡にことを進めるという傾向が強いのである。これは、私と性格が似たところでもあるので、よくわかるのだが、普段の様子をうかがっていると、何をしようとしているのかがおおよそ予想できてしまうことがある。しかし、本格的に一人暮らしのための引っ越しがいつのことになるのか、その気配すら感じないので予想がつかない状況である。

 

さて、今年の夏は暑い日が続きましたが、近頃は涼しい風を肌に感じ、季節の移ろいを知るところです。夏の疲れが出る時期でもありますので、皆様くれぐれもご自愛ください。

 

三平 和男

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