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三平和男コラム「忙中閑あり」
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2022年12月5日
今年も年の瀬が近づき、いつもにも増して繁華街では慌しい様相を見せている。この時期になると、例年であれば一年を振り返るということになるが、今年は忙しすぎて常に時間に追われて過ごしてきた一年だったような気がしている。
そんな忙しい一年ではあったが、わずかに空いたスケジュールの合間に現実から逃れるように、熱海、松本、諏訪、会津芦ノ牧の温泉に癒しを求めて一泊旅行に行った。それぞれの温泉地で異なる風情を感じながら湯につかり、至福のひと時を持つことができた。一日だけ、数時間でも、非日常の世界に身を置くことで心も体もリフレッシュされ、新たなエネルギーを満たすことができる気がする。
67歳になった自分だが、人生で今が最も多忙な日々を過ごしている気がしている。今まで経験したことのない新たな分野を含め、忙しくさせていただいていることは、自分が成長できる可能性も感じることができ、幸せなことだと思っている。
ただ、多忙を極める中で、それぞれの目的を果たしていくためには、充実した気力とフレッシュな感性を保つ必要があり、ほんの少しでも、心に余裕を持つことが大切だと感じている。そのためにも、リフレッシュできる時間を大切にして心のエネルギーを充実させることは、とても大切だと実感している。
「忙中閑あり(ぼうちゅうかんあり)」という言葉もある。どんなに忙しい中にも、わずかでも何もしていない暇な時間や、休憩できる時間はある、という意味である。
師走を迎え、何かと気忙しい時期でもあるが、そんな時ほど心に余裕を持っていたいと思う。そんな心構えを持ちながら、日々過ごしていくことが必要なのかもしれませんね。
今年一年大変お世話になりました。来年も宜しくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えください。
三平和男