事務所コラム

職員コラム「何事も後回しにしない」

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職員コラム　

2022年2月15日

私の母は通販が好きである。テレビの通販番組を見るのが日課になっており、軽妙な語り口での商品説明を見聞きしながら「残りあとわずか」と画面に表示がされるやいなや受話器を持ちダイヤルをプッシュ、オペレーターに商品番号を告げて、注文完了である。

おかげで実家に帰る度に、前週はなかったはずのフライパンや圧力鍋、冷凍飲茶や調味料お得セット、大きい物ではルームランナー等を発見するのである。

インターネットが得意ではない高齢者でもテレビを見て電話1本で何でも買える便利な世の中であり、外出自粛で家に籠りがちな母にとっては恰好のストレス発散になっているのであろう。

私自身は外食の機会が減ったかわりに、仕事帰りに駅ナカやデパ地下でちょっと豪華なお惣菜やスイーツを購入して自宅で楽しむのが日課になってしまっており、エンゲル係数と体重の増加が深刻な問題となった為、自宅で運動を始める事にした。

スピンバイクと呼ばれる自転車型フィットネスマシーンをこれまた通販で購入し、これでいつでも好きな時に運動が出来るようになったはずなのだが、何事にも腰が重い私は、自転車を漕ぐのを後回しにしようとする自分自身と日々戦っている。（負ける日が多々あるが）

高いお金を出して購入したのだから、と自分自身を奮い立たせなんとかその日のトレーニングのノルマを達成した後には、心地よい汗をかき、それなりの達成感を得る事ができ、仕事でも日常生活でも面倒だと思う事を後回しにはせずに、なるべく早くやろう。と思ったりするのであるが、翌日にはまた自転車を漕ぐか漕がないかと戦っている自分自身がいるのである。しかし、自粛で自由に使える時間が増えた今だからこそ、面倒な事を後回しにせずにより多くの達成感を得られるよう日々戦おうと思う。

ただの通販好き親子の紹介文となってしまったが、コロナが終息して制限のない生活が送れるようになるその日まで、皆様もお体を大事に。

追伸

先日実家に帰った際に、母も自転車型フィットネスマシーンを購入していたのを見た時にはさすが親子だなぁと笑いました。

担当職員：H